身体の不調は自律神経と
関係あるかもしれません
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく24時間自動的に身体機能の調整を行っている神経のことです。
相反する作用を持つ「交感神経」と「副交感神経」のバランスによってコントロールされていますが、ストレスや不規則な生活習慣でこのバランスが崩れてしまい、「自律神経失調症」を発症する場合があります。
自律神経の乱れは全身の器官に影響を及ぼすため、さまざまな不調となって身体に現れます。
ここでは自律神経失調症の症状や原因、対処法について詳しくご紹介していきます。
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目次
自律神経失調症でよくあるお悩み
- 毎日おなかの調子が悪い
- 目が冴えて、夜なかなか寝付けない
- 些細なことでもイライラしてしまう
- 身体がだるくて重い
24時間
働き続けている自律神経とは
人間の身体にはさまざまな神経があります。
その中でも内臓や血管など身体機能のコントロールを司っている神経を「自律神経」といいます。
特に原因が思い当たらないのに、「なんとなく体調が優れない」などというときはもしかしたらこの自律神経のバランスが乱れているからかもしれません。
ここでは、自律神経が乱れてしまうとはどのようなことなのかご紹介します。
自律神経の役割
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分類されます。
この神経は相反する作用を有しており、身体活動が円滑に行えるように制御されています。
●交感神経の役割
交感神経は身体を興奮させる役割を担っています。
おもに日中の活動時に優位になりおもな働きとしては下記が挙げられます。
・心拍数を増加させる
・血圧を上昇させる
・瞳孔を拡大させる
交感神経は脊髄の外側から出て、おなかに回り、脊髄の両脇にある交感神経幹に入ります。
そして全身の臓器に広がり、情報を伝達しています。
●副交感神経
副交感神経は身体をリラックスさせる役割を担っています。
夜間に優位になり、おもな働きとしては下記が挙げられます。
・心拍数を減少させる
・血圧を低下させる
・瞳孔を収縮させる
副交感神経は、中脳、延髄、脊髄の下部から出て、全身に広がって情報を伝えます。
自律神経が乱れるとはどういう状態?
自律神経が乱れるとは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、どちらか一方のみの働きが強まっている状態のことを指します。
その原因として過剰なストレスに晒されることにあると考えられており、原因となるストレスは大きく4つのタイプに分類することができます。
●精神的要因ストレス
人間関係や仕事での悩みなどの心に生じているストレスのことをいいます。
●構造的要因ストレス
骨盤のゆがみや内臓のズレ、ケガや病気など身体に生じているストレスのことをいいます。
●物理的要因ストレス
気温や湿度、天気、騒音など外部的な要因によって身体が感じるストレスのことをいいます。
●化学的要因ストレス
薬やタバコ、食品添加物など化学物質が原因となって身体に生じるストレスのことをいいます。
自律神経の乱れがもたらす症状
自律神経は身体の活動を調整するために、24時間働き続けています。
そのため、自律神経に乱れが生じると身体のさまざまな器官に不調が現れます。
●疲れ・全身のだるさ
自律神経の乱れによって副交感神経が働きにくくなってしまうと、常に興奮状態にあるため、身体が休まらず、疲れやすくなってしまいます。
●胃もたれ
自律神経は胃の働きも制御しているため、自律神経が乱れると胃酸が過剰に分泌され胸焼けや胃痛を感じることがあります。
●不眠
交感神経が優位な状態が続くと、目が冴えて夜なかなか寝付けなくなることもあります。
自律神経の乱れが原因で生じる病気
●自律神経失調症
自律神経が乱れると自律神経失調症を発症する可能性が高まるといわれています。
交感神経が優位な状態が続くと、身体がリラックスできず、慢性的な疲労や頭痛、動悸、しびれなどの症状が現れます。
また、精神的にも不安定になり、イライラや不眠、記憶力の低下などが起こる可能性もあります。
●過敏性腸症候群
腸の蠕動運動に異常が生じ、慢性的な下痢や便秘、腹痛などを引き起こします。
●過呼吸症候群
過剰な精神的ストレスが引き金となって、突然浅く速い呼吸が繰り返される症状です。
動悸や酸欠状態のような息苦しさを感じることが特徴です。
ストレスの対処法を探しましょう
自律神経の乱れはストレスに対処することで改善できるといわれています。
今行えることから少しずつ試していきましょう。
自律神経失調症の対処法
●休息の時間を作る
家事や育児、仕事がひと段落したら休息の時間を作り、外に出るなど気持ちをリフレッシュするようにしましょう。
休息の時間を設けることで交感神経の興奮が治まり、症状の改善が期待できます。
●身体の力みを取る
交感神経が優位になると全身の筋肉が力んでしまい、身体が疲れやすくなります。
そのため、力みを取り除くことが大切です。
力を抜く方法には「筋弛緩法」というものがあります。
簡単なのでぜひ隙間時間に行ってみましょう。
内容は次の通りです。
・肩や腕などの筋肉に意識的に力を入れ、その状態を数秒間保った後に一気に力を抜きます。
・脱力させることで、緊張による力みを緩和することができます。
●カルシウムを摂取する
カルシウムには、神経の緊張状態を緩和させ、交感神経の興奮を抑える作用があるといわれています。乳製品や小魚、小松菜、大豆製品などに多く含まれていますので、イライラ感が強い場合は、カルシウムを多く含む食品を意識的に食べましょう。
自律神経失調症の予防法
●入浴
入浴することで血行が促進し、疲労回復が見込めます。
全身が温まることで精神的にもリラックスすることができます。
仕事でなかなか忙しい方も週に2.3回は湯船につかることを意識しましょう。
●適度に身体を動かす
自律神経を整えるために適度な運動を心がけましょう。
汗をかくことでストレスの解消につながります。
身体的疲労により、夜もぐっすり眠ることができます。
ランニングやヨガなど、楽しみながら身体を動かしていきましょう。
●ストレスを解消する
仕事や家事の疲労により、慢性的なストレスも蓄積されているかもしれません。
買い物をしたり読書をしたり、自分なりの発散法でこまめなストレス発散を行いましょう。
長者町ビオス整骨院
【自律神経失調症】
に対するアプローチ方法
自律神経失調症になっていると、身体の緊張や強ばりが起こりやすくなります。
首や肩、背中の筋肉の緊張は「うつ症状」を強くさせたり、息苦しさ、不眠の原因にもなります。
また、心身をリラックスさせることが自律神経失調症の症状の改善にもにつながります
手技療法(マッサージ)や温熱療法などで、筋肉の緊張をほぐし、血液循環を改善させ、心身ともにリラックスさせることで症状を緩和させていきます。
また鍼灸などの東洋医学の観点から身体の状態を診て、自律神経のバランスを改善していくことも効果的です。
ストレスを受けやすい環境を変えたり、生活リズムを整えたりすることと同時に、身体に出ている症状を緩和させていくことで、患者様の負担も軽くなっていきます。
著者 Writer
- ヨコヤマ テツヤ
横山 哲也 - 一日でも多く楽しい生活が出来るよう
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