若年者でも注意が必要な
四十肩・五十肩
中高年のお悩みの1つとして知られている
「四十肩・五十肩」ですが、
近年はライフスタイルの変化により、若年者でも
発症する方が増えています。
四十肩・五十肩は、
鋭い痛みが数日から数週間続き、
その後肩関節に硬直がみられます。
四十肩・五十肩は肩関節周囲の炎症が
原因といわれており
長時間のデスクワークや運動不足が引き金として考えられます。
ここでは四十肩・五十肩の原因や症状、対処法についてご紹介していきます。
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目次
四十肩・五十肩でよくあるお悩み
- 痛みで肩より上に腕が上がらない
- 夜も眠れないほど
肩の痛みに悩まされている - 以前より肩の動く範囲が狭まった
- 肩を動かすと激しい痛みが現れる
四十肩・五十肩は
どうして起こるのでしょうか
四十肩・五十肩は近年はデスクワークの増加やスマホの普及によって、若年者にも発症するようになりました。
四十肩・五十肩は肩こりの症状と似ているようで、実は異なる症状です。
肩が痛くてお悩みの方は四十肩・五十肩かもしれません。
四十肩・五十肩の正式名称
「四十肩・五十肩」は医学的には「肩関節周囲炎」という症状です。
おもに中高年が発症することが多く、40代で発症すると「四十肩」、50代で発症すると「五十肩」と呼ばれます。
四十肩・五十肩は発症する年齢によって呼び方が異なりますが、同じ病気のことを指します。
また、中高年に多い四十肩・五十肩ですが、近年は長時間のデスクワークや食生活の乱れなどライフスタイルの変化から若年者でも発症することが増えています。
四十肩・五十肩の原因
●長時間の悪い姿勢
デスクワークやスマホの使用によって長時間猫背の状態が続くと、頭を支えるために肩の組織が酷使され、炎症を引き起こすといわれています。
●運動不足
運動不足によって肩の筋肉量や柔軟性が低下すると、少しの運動でも肩の組織が傷つきやすくなります。
四十肩・五十肩の症状
四十肩・五十肩には一般的に「急性期」「慢性期」「回復期」の3つの時期があり、時期によって現れる症状に特徴があります。
四十肩・五十肩は数週間から数ヶ月かけて徐々に回復していきますので、ひどい痛みがなくなったらからといって無理をするのは禁物です。
●急性期
急性期には、肩に激痛が走り、動けなくなるほどの痛みが現れます。
急性期は一般的に発症してから数日間ほどだといわれていますが、炎症がひどい場合は数週間続くこともあります。
また、急性期の特徴的な症状には「夜間痛」が挙げられ、痛みのあまり寝付けなかったり、痛みによって夜中に目が覚めたりすることもあります。
●慢性期
急性期のひどい痛みが落ち着き、鈍い痛みがある時期が慢性期になります。
急性期に肩関節を動かすことができなかったため、組織の癒着が生じ、肩関節の可動域が狭まる「肩関節拘縮」が代表的な症状として挙げられます。
●回復期
慢性期の肩関節拘縮が徐々に改善し、元の状態に戻っていく時期が回復期になります。
回復期は炎症が落ち着いているため、身体を動かしても痛みが現れることは少ないです。
しかし、回復期に無理をすると炎症が再び起こる可能性もあるため、注意しましょう。
症状に応じた
四十肩・五十肩の対処法
四十肩・五十肩は自然に改善していくことが多いですが、誤った対処をしてしまうと症状が長引いたり後遺症が残ったりすることがあります。
そのため、時期に応じて適切に対処することが大切です。
四十肩・五十肩の対処法
●急性期
急性期は患部を冷やすことが効果的です。
冷やすことで痛みの伝達速度が低下し、痛みが軽く感じられるようになります。
また、冷やすと毛細血管が収縮するので、出血が抑えられ、腫れや熱感の軽減も期待できます。
●慢性期
慢性期特有の肩関節拘縮を緩和するにはストレッチなどで身体を動かすことが大切です。
慢性期は炎症が落ち着いていますが、無理をすると再発する可能性があるため、激しい運動は避け、ウォーキングや水中ウォーキングなど軽い運動を行うようにしましょう。
また、湯船に浸かって身体を温めることも血行を促進して早期回復につながります。
●回復期
回復期は再発を防ぐためにも、肩を積極的に動かすことを意識して行動しましょう。
肩を動かす角度によっては痛みが現れることがありますので、そのような場合は無理をせず痛みがない範囲に留めましょう。
四十肩・五十肩の予防法
●ラジオ体操
ラジオ体操は、さまざまな方向に肩を動かすことができるため、肩の柔軟性が高まり、四十肩・五十肩の予防につながると考えられています。
●規則正しい生活習慣を心がける
乱れた食生活や睡眠不足、ストレスなどは血行を悪くし、疲労が取れにくいため四十肩・五十肩をもたらすことがあります。
1日3食しっかり食べ、十分な休養を取るようにしましょう。
●姿勢を正す
猫背などの悪い姿勢は肩関節に負担をかけ、四十肩・五十肩の発症リスクが高くなります。
普段の姿勢にも目を向け、日頃から正しい姿勢をキープする習慣を身につけておくことが大切です。
デスクワークなどで無意識のうちに姿勢が悪くなってしまう方はこまめに小休憩を挟み、姿勢をリセットするようにしましょう。
長者町ビオス整骨院
【四十肩・五十肩】
に対するアプローチ方法
当院では、四十肩・五十肩に対して、痛みを抑える効果の高い鍼灸やハイボルト機器を用いて痛みを軽減させていきます。
肩の関節の深いところに熱を加え、組織の回復を早める超音波機器なども効果的です。
その他にも、痛みを軽減させるのと同時に、肩まわりの硬くなった筋肉や組織をゆるめるために手技療法(マッサージ)や運動療法を行っていきます。
肩のまわりの循環を改善させながら、固まっている関節を無理のない、痛みのない範囲で動かしていきます。
また、ご自宅でも少しづつ肩を動かした方が症状の改善も早いため、ご自宅で簡単にできる運動やストレッチなども、必要に応じてアドバイスいたします。
日常生活に支障が出ないくらい肩を動かせ、痛みが少なくなってきたら、次に四十肩・五十肩になってしまった根本原因に向けた施術をおすすめしています。
実際に四十肩・五十肩を2回、3回と繰り返したり、右肩が治ったと思ったら左肩が動かない、など何度も繰り返す方も多いです。
日頃の姿勢を検査したり、肩まわりの筋肉の強さを確認しながら、再発しないための身体づくりを一緒に考えていきます。
四十肩・五十肩になりやすい方の特徴として、「慢性的な猫背」「巻き込み型の猫背」が挙げられます。
このような姿勢を改善するためにも猫背矯正、骨盤矯正のメニューがおすすめです。
施術案内
Treatment guidance
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当院のご紹介
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長者町ビオス整骨院
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