あなたの頭痛は
どのタイプでしょうか?
突然襲ってくる頭痛。
実はさまざまな原因が複雑に絡んでいることをご存知でしょうか。
頭痛の多くを占める慢性頭痛は、「片頭痛」「緊張性頭痛」「群発頭痛」に分類され、
それぞれ異なるメカニズムによって生じています。
片頭痛は女性に多く、ズキズキとした痛みが現れることが特徴です。
一方、緊張性頭痛は年齢に関わらず幅広い年代にみられ、
頭全体が締め付けられるような痛みに襲われます。
群発頭痛は働き盛りの男性に多いといわれており、目の奥に強烈な痛みを感じます。
ここでは、それぞれの頭痛の原因や代表的な症状、対処法についてご紹介していきます。
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目次
頭痛でよくあるお悩み
- 毎日のように頭痛が続く
- 頭に脈打つような
ズキズキとした痛みを感じる - 頭痛がひどく日常生活に
支障が出ている - 頭が締め付けられるような
頭痛に悩まされている
慢性頭痛の3タイプ
片頭痛
●片頭痛のおもな原因
片頭痛のメカニズムについては完全には明らかになっていません。
しかし、何らかの原因によって血管が拡張し、三叉神経が圧迫されることがおもな原因であると考えられています。
片頭痛が発生するきっかけには次のようなことが挙げられます。
・ストレス
・寝不足
・女性ホルモン
・天候や気圧の変化
・血糖値の低下
・アルコール
この他にも片頭痛は遺伝的な体質も関係していると考えられており、親族に片頭痛持ちがいらっしゃる方は発症する可能性が高い傾向にあるようです。
●片頭痛の代表的な症状
片頭痛はこめかみあたりに脈を打つようなズキズキとした痛みを感じることが特徴です。
頭の片側に痛みが現れることが多いことから「片頭痛」と呼ばれています。
発生頻度には個人差がありますが、発作的にひどい頭痛が現れ、数時間から数日症状が持続します。
また、光や匂いに敏感となり、ひどいときには吐き気や嘔吐につながることもあります。
片頭痛は若年者や女性に多くみられることで知られており、頭痛の前にギザギザとした光が見えるという前兆が現れることもあります。
緊張性頭痛
●緊張性頭痛の特徴
慢性頭痛のなかでも、特に多いものが緊張性頭痛です。
緊張性頭痛はストレスが関係しているといわれており、年齢に関わらず発症する可能性があります。
特に働き盛りの方は身体的にも精神的にもストレスが大きくなりやすいため、注意が必要です。
●緊張性頭痛のおもな原因
緊張性頭痛は、首や肩、背中の筋肉の緊張が原因だと考えられています。
筋緊張が起こることで血流が悪くなり、疲労物質が蓄積されたり痛みの調整機能が狂ったりすることで頭痛を引き起こすといわれています。
緊張性頭痛の原因には次のようなことが考えられます。
・長時間のパソコン作業
・長時間の運転
・猫背
・高さの合わない枕の使用
・身体の冷え
・精神的ストレス
このように身体的ストレスや精神的ストレスが緊張性頭痛をもたらすとされています。
●緊張性頭痛の代表的な症状
緊張性頭痛は頭全体が締め付けられるような痛みが特徴として挙げられます。
症状は数十分から数日間にわたって持続することが多いようです。
頭痛以外には、首や肩のこり、めまいなどを伴うこともあります。
動いても痛みが悪化することはないため、日常生活への支障は片頭痛よりも少ないといわれていますが、緊張性頭痛は片頭痛と併発することもあります。
群発頭痛
●群発頭痛の特徴
慢性頭痛のなかでは珍しいタイプに分類される群発頭痛は働き盛りの男性に多く発症することで知られており、症状が重症化する傾向にあるため日常生活にもたらす影響が大きい頭痛です。
●群発頭痛のおもな原因
群発頭痛のメカニズムについては未だ明らかになっていませんが、脳の視床下部の働きが関係していると考えられています。
何らかの原因によって脳の視床下部が刺激されると、目の奥にある三叉神経が反応し、血管が拡張され、目の奥に激痛を感じるといわれています。
群発頭痛を誘発する原因としては次のようなことが考えられます。
・アルコールの過剰摂取
・タバコ
・気圧の変化
・生活リズムの乱れ
●群発頭痛の代表的な症状
群発頭痛は片側の目の奥に突き刺すような激しい痛みを感じることが特徴として挙げられます。
毎日同じ時間帯に集中的に起こり、数十分から数時間程度の発作が数日から数ヶ月にわたって持続するといわれています。
頭痛以外には、目の充血や涙、鼻水などを伴うこともあります。
その他の頭痛
慢性的頭痛以外にも、頭痛の背景に病気が潜んでいる「二次性頭痛」という頭痛があります。
二次性頭痛は「くも膜下出血」「脳腫瘍」「脳出血」など命に関わる病気が潜んでいる可能性があります。
強烈な痛みや段々と強まっていく頭痛など、いつもの頭痛と異なった場合は、なるべく早めに医療機関に相談しましょう。
頭痛への対処法・予防法
慢性頭痛には3つの種類があります。
頭痛が起こるメカニズムが違うため、対処法もそれぞれ異なります。
ここでは、3種類の頭痛の対処法をそれぞれご紹介しますので、ご自身の頭痛に合った対処法を行ってみましょう。
片頭痛の対処法
●片頭痛の対処法
・暗くて静かな場所で休む
片頭痛は光や大きな音によって痛みが増すことがあります。
そのため、少し暗めの静かな室内で横になることで悪化を防ぐことができるといわれています。
・頭部を冷やす
血管の拡張が片頭痛の原因の1つといわれているため、痛みがある部分を冷やすことで周囲の血管が収縮し、痛みの緩和効果が期待できます。
緊張型頭痛の対処法
●緊張性頭痛の対処法
・身体を動かす
身体を動かすことで筋肉がほぐれ、血行が良くなります。
・湯船に浸かる
湯船に浸かることで筋肉の緊張がほぐれ、緊張性頭痛が和らぐといわれています。
群発頭痛の対処法
●禁煙する
群発頭痛は喫煙者に多くみられることから、群発期は症状の悪化を防ぐために禁煙したほうが良いといわれています。
●深呼吸をする
群発頭痛には酸素を多く取り入れることが効果的だといわれています。
詳しいメカニズムについては明らかになっていませんが、酸素を多く吸うことで血管が収縮し、三叉神経の炎症を抑えられることで痛みの緩和につながると考えられています。
片頭痛の予防法
●誘発する食品を控える
チョコレートやチーズ、赤ワイン、ハム、ソーセージ、ナッツなどを摂ることで片頭痛が起こることがあります。
しかし、片頭痛を誘発する食品は個人差がありますので、食べてみて頭痛を感じる食品がある場合はその食品を避けるようにしましょう。
●刺激を避ける
強い光や騒音、匂いなどが片頭痛を誘発することがあります。
強い光で片頭痛が現れる方はサングラスや日傘を活用しましょう。
また、できる限り騒音や強い匂いを発する場所に行かないようにしましょう。
緊張性頭痛の予防法
●適度な運動を習慣づける
首や肩の筋肉を日頃から動かしておくことによって筋肉の緊張がほぐれ、緊張性頭痛の予防になります。
また、スポーツはストレス解消にもつながるため、精神的なストレスからもたらされる緊張性頭痛の予防になります。
●こまめに休憩を挟む
長時間のデスクワークによって筋肉の緊張状態が続くと緊張性頭痛につながります。
1時間に1回程度小休憩を挟み、軽いストレッチなどで身体を動かすようにしましょう。
群発頭痛の予防法
●シャワーで済ませる
湯船に浸かると血管が拡張し、群発頭痛につながる場合があります。
頭痛がある時期は入浴を避け、シャワーで済ませたほうが良いといわれています。
●アルコールを控える
群発頭痛はアルコールによって悪化すると考えられているため、アルコールは控えるようにしましょう。
長者町ビオス整骨院
【頭痛】に対するアプローチ方法
当院で、慢性的に頭痛に悩まされている患者様に対して、まず今迄の頭痛遍歴を伺った上で、お身体全体の状態を確認させていただき、頭痛の早期緩和を目指した施術を行います。
その際に、しっかり頭痛の原因を見極めた上で行います。
頭痛の原因を丁寧に探り、筋肉に対するマッサージの方法や、自律神経にアプローチする鍼灸を組み合わせて頭痛にアプローチしていきます。
頭痛を早期緩和した次は、頭痛の根本原因にアプローチしていきます。
頭痛が緩和しても、そもそも悪い姿勢で肩や首が緊張しやすい状態だったり、デスクワークなどで身体に負担がかかりやすい状態だと、しばらくすると頭痛が戻ってしまいます。
そのため、痛みが緩和した後には骨格・姿勢の改善を行うために、身体の土台である骨盤矯正・背骨のゆがみ調整を行います。
さらに、患者様の姿勢や日常生活動作、仕事中の身体の使い方など、今後頭痛が起こりづらい生活習慣もアドバイスさせていただいています。
著者 Writer
- ヨコヤマ テツヤ
横山 哲也 - 一日でも多く楽しい生活が出来るよう
全力で対応します。
施術案内
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長者町ビオス整骨院
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