手足にしびれを感じませんか?
手や足にピリピリとしたしびれを感じることはありませんか。
しびれはおもに神経が圧迫されることで起こる症状です。
手がしびれる場合は、手だけでなく、首の神経に問題があることが多く、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症など病気が影響していることもあります。
また、足がしびれる場合は変形性股関節症や関節リウマチなどの病気や不良姿勢が原因として考えられます。
ここでは、手足がしびれる原因と対処法・予防法について詳しくご紹介していきます。
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目次
手足のしびれでよくあるお悩み
- 指先がしびれて箸がうまく握れない
- 脚の親指がしびれて痛む
- 足全体がしびれて歩きにくい
- 肩から手にかけて
ピリピリとした痛みを感じる
手足にしびれを感じる原因は?
手に現れるしびれは、手に問題があるとは限りません。
脳から手に向かう神経の圧迫や損傷によって、しびれの症状が現れることもあります。
脳や首の病気など手にしびれをもたらす病気はさまざまです。
手のしびれの原因
●病気が原因の場合
首、肩、腕、手のしびれがある場合、首に問題がある可能性が考えられます。
・頚椎椎間板ヘルニア
頚椎は椎骨という骨が積み重なってできており、骨同士の間には椎間板というクッションの役割を果たす組織があります。
頚椎椎間板ヘルニアは、椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫する症状です。
手に向かう神経が圧迫されると、腕のだるさや手のしびれやむくみ、握力低下などを招きます。
・頚椎症
頚椎症は椎間板の変性や靭帯の石灰化・骨化によって神経や脊髄が圧迫される症状です。
加齢が組織の変性を招くため、中高年の方に多くみられます。
神経根が圧迫されると首から肩、腕、指先にかけてのしびれや痛み、麻痺などといった症状が現れます。
上を向いた状態で首を右側に傾けると右手、左に傾けると左手のしびれが強くなるのが特徴です。
・糖尿病
糖尿病は血液中の血糖が増えてしまう病気です。
糖尿病が進行すると、末梢神経が刺激され左右の手にしびれが現れることがあります。
さらに放置すると徐々に血管が傷ついていき、心臓病や失明、腎不全などにつながる場合があります。
●その他の場合
・血行不良
血管内の局所に血液が滞ることで末端神経が圧迫され、ピリピリとしたしびれを感じることがあります。
・不良姿勢や身体のゆがみ
不良姿勢が続くと、頚椎椎間板ヘルニアなどのリスクが高まり、しびれが生じやすくなります。
また、身体にゆがみが生じると、骨が変形したり筋肉が張ったりすることで、神経が圧迫されてしびれを感じることがあります。
・ストレス
過剰なストレスによって自律神経が乱れると、身体の緊張状態が続きます。
すると血行が悪くなり、しびれにつながります。
・ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減ると、自律神経に影響が及びます。
自律神経の作用によって血の巡りが悪くなると末端に十分な血液が行き渡らず、しびれが現れることもあります。
・ビタミンの不足
ビタミンが欠乏すると末梢神経を侵される脚気(かっけ)や中枢神経が侵されるウェルニッケ・コルサコフ症候群のリスクが高まり、神経障害につながることがあります。
足のしびれの原因
足のしびれは腰や骨盤に問題がある可能性があります。
●病気が原因の場合
・エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群は長時間座ったままで足を動かさないでいることで足に血行不良が起こり、血栓が詰まる病気です。
足のむくみや腫れ、痛み、しびれなどの症状を伴います。
※突然の強い胸痛、背部痛がみられる場合は大きな血管に血栓が詰まった可能性があるので、すぐに医療機関に相談しましょう。
・外反母趾
外反母趾は足の親指が小指側に折れ曲がっていく症状です。
付け根には知覚神経が通っているため、靴などで圧迫されると親指にしびれや痛みが現れます。
・変形性股関節症
変形性股関節症は、股関節の軟骨が摩耗することで徐々に股関節が変形していく病気です。
また関節の軟骨の近くには神経が分布しているため、その神経が刺激を受けることで痛みやしびれが出現します。
・関節リウマチ
関節リウマチは関節に炎症が起こり、関節が腫れて痛む病気です。
足だけでなく手首や肘など全身の関節に症状がみられます。
進行すると、関節の骨や軟骨が破壊され、関節の変形が起こり、関節の可動域が制限されます。
●その他の場合
・不良姿勢
不良姿勢が続くと身体を支える腰や骨盤がゆがみやすくなってしまいます。
腰や骨盤には足へとつながる神経が通っており、不良姿勢によってゆがんだ骨が神経を刺激することでしびれが現れることもあります。
手足のしびれを改善する方法
手のしびれは首、足のしびれは骨盤や腰に原因が潜んでいることもあります。
では、どのように対処したら手足のしびれを改善・予防することができるのでしょうか。
しびれの対処法
●マッサージする
血行不良が手のしびれを悪化させることがあります。
蒸しタオルなどで手を温めたり、マッサージで優しくもみほぐしたり、血の巡りを改善することが大切です。
●姿勢を正す
手のしびれをもたらす頚椎症などの病気は、不良姿勢によって悪化するといわれています。
しびれを増悪させないためにも、正しい姿勢を心がけ、首への負担を減らしましょう。
●ストレスを発散する
ストレスが溜まっていると自律神経が乱れ、しびれの原因となることもあります。
適度に息抜きする時間を設け、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
しびれの予防法
●適した枕に変える
高さのあっていない枕を使うと首に大きな負担がかかり、首の病気を悪化させる可能性があります。
仰向けで寝る場合は首の骨がS字カーブを描くような高さで、S字の形をサポートする首元安定型の枕を選びましょう。
寝返りが多い方は広めの枕を選ぶと首への負担を軽減することができます。
●湯船に浸かる
身体を温めることで血行が促進され、末端にも血が巡りやすくなります。
38~40度程度のぬるめのお湯で15分程度半身浴しましょう。
足のしびれの予防法
●股関節への負担を軽減する
股関節の摩耗を防ぎ、神経の圧迫を起こりにくくすることで足のしびれの予防が目指せます。
股関節の摩耗を防ぐためには筋力の維持が大切です。
しかし、いきなり激しい運動を始めてしまうと股関節に負担をかけてしまうので、水中ウォーキングなど股関節への負担が少ない運動から徐々に身体を慣らしていきましょう。
●体重を管理する
体重が重いと腰や骨盤、足にかかる負担がより大きくなり、身体がゆがみやすくなります。
肥満気味の方は食生活を見直したり、適度な運動を取り入れたりして標準体重に近づける努力をしましょう。
長者町ビオス整骨院
【手足のしびれ】
に対するアプローチ方法
手足にしびれを感じる場合、まず理学検査・運動検査を行い原因を見極めていきます。
首や肩や腰など、神経の圧迫が疑われる場所に、負荷を加えたり伸長する検査を行うとともに、姿勢を見て負担がかかりやすい場所とその原因を検査していきます。
手足のしびれを伴うような症状は、単純な肩こりや腰痛の範囲を超えた病的な状態です。
そのまま放っておいてしまってはさらに悪化する場合もありますので
しびれの原因に合わせた改善策をしっかりと行っていくことが重要です。
著者 Writer
- ヨコヤマ テツヤ
横山 哲也 - 一日でも多く楽しい生活が出来るよう
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